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大学入学共通テストを簡単に解説!混乱の理由は?

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2019年10月25日

某SNSのトレンドに

大学入学共通テスト中止の文字が躍る。

 

大学入学共通テストとは

 

そもそも、大学入学共通テストとは

なんなのでしょうか。

 

センター試験の後継で、

2021年1月の試験から大学入学共通テストに切り替わるそうです。

 

センター試験同様、1月に2日間実施され、

各教科の科目の選択方法も同じです。

 

 

センター試験との違いは何なの?

 

共通テストは、知識だけではなく

思考力、判断力、表現力を重視する考えがあり、

これまでマーク式だったセンター試験とは違って

数学と国語で記述式を導入しています。

英語に関しては、筆記とリスニングのみだったものが

リーディングとリスニングに変更、

さらに配点も大きく変わりました。

リーディングとは、センター試験で出題されていたような

アクセントや発音を問う問題は廃止され、

テクストから概要や要点を把握したり、

必要とする情報を読み取る問題となります。

そのほか、理科②は選択問題の廃止

といった変更点があります。

 

■センター試験との違いまとめ■
・国語

→回答方式に記述式を導入

 試験時間が20分延長

・数学①

→数学Ⅰの範囲を小問3題とする

 マーク式問題と混在

 試験時間が10分延長

・英語筆記

→リーディングに変更

 発音、アクセント、語句整序の出題がなくなる

 配点は200点から100点に変更

 ・リスニング

→読み上げられる音声の回数が、

  1回読みと2回読みが混在

  配点が50点から100点に変更

 

 

英語4技能資格、検定試験の利用

 

グローバル化が進む現代、

読む、書く、話す、聞く

をバランスよく育成することがより重要視されるようになりました。

 

そこで、英語4技能・検定試験の成績を選抜の参考としたり

成績評価に加える大学が増えています。

これは各大学の個別の入試ではなく、

民間の資格・検定試験と大学入学共通テストを併用するという

新しい試験方法です。

 

大学によって、活用するかしないかを判断することができます。

受験生はその大学の対応を調べておく必要があります。

 

また、民間の検定試験は

高校3年生の4~12月に受験した2回分の結果が対象です。

 

 

具体的な目的は?

 

なぜ、センター試験を廃止し、

大学入学共通テストに変更するのか。

 

その具体的な目的をご紹介します。

 

 

文部科学省HPによると、

学力の3要素である

1、知識・技能

2、思考力・判断力・表現力

3、主体性をもって多様な人々と、協働して学ぶ態度

の育成を需要視することとし、

高校と大学の教育を接続する、

大学入学者選抜を改革する必要があるとしています。

 

記述式問題の導入により、

自力で考えをまとめる、

相手が理解できるよう論述する、学力の3要素の2を前提とした

質の高い教育がなされることが期待されます。

 

大学入学共通テストに反対する人続出!?

 

大学入試センターは、去年、今年と

2回のプレテストを実施することで

本番を見据えた準備することとしています。

 

しかし、このプレテストの段階で

記述式の正答率が非常に低いことが問題視されました。

第1回プレテストの数学に関しては、正答率10%以下、

およそ半数の生徒は解答すらしていないという状況でした。

 

正答率が極端に低いとなれば、

大学選抜の参考にはならないとの見方もあります。

記述式の正答率が低いことで

最初からその問題を捨ててしまう生徒もいます。

 

また、記述式になると自己採点にも大きな影響を及ぼします。

記述式は段階評価であるため、

採点結果と自己採点が一致しなかったケースが

20~30%となりました。

自己採点の結果で志望校を選ぶ受験生にとって

結果と自己採点が一致しないのは大問題です。

 

大きな変更があった英語に関しては、

認定された民間検定試験は7つ。

そもそも試験の目的が異なる検定試験を

入試という指標で換算すること自体無理があるという声が上がりました。

さらに、有料の検定試験を受けなくてはならないルールは

地域、家庭の差があるため負担であるという見方もあります。

 

例えば、高校野球で甲子園に行った生徒たちが

本格的に受験勉強に取り掛かれるのはいつからでしょうか。

 

民間試験は日程がすでに決められており、

部活や大会を控える学生たちが不利になってしまうことも予想されます。

 

要は

いろいろ見切り発車で大丈夫!?

ということです。

 

導入まであと1年半もありません。

 

今後どういった動きを見せるのか

受験生たちにとって

有意義な受験になりますように。