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私が出会った衝撃的な男③~水着が盗まれた話~

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学校の先生は、

学生にとっては

親の次くらいに近しい存在であって

とても重要な人物だと思うんです。

 

出会い

 

私が先生に出会ったのは高校1年生の春。

体育の先生でした。

 

先生はとても親しみやすく

某運動部の部活の顧問としても

信頼される先生だったそうです。

 

授業を受けていても

親しみやすいだけではなく

わかりやすく

運動が苦手な生徒たちも

楽しく授業に取り組めるようにする

熱心な先生でした。

  

 

とある事件

 

高校1年生の夏

プールの授業があったのですが

見学をすると、見学の回数×25mという補習があり

何度か見学をしていた私は

放課後に友人と補習を受けました。

 

泳がなくてもいいとのことで

友人とおしゃべりしながら

ゆっくり補習を進めていました。

 

プールには生徒がほとんどいなくなり、

着替えを済ませた私たちは

使用した水着をそのまま更衣室に残し

補習の先生に

終了の報告をしに行きました。

 

荷物を取りに帰り、

水泳が嫌いな私は

補習が終わった解放感でいっぱいになっていました。

 

 

しかし、

帰宅して洗濯物をしていた母が

 

 

「水着、下がないんだけど」

 

 

と私に言いました。

私の学校の水着は上下に分かれており

その下の水着だけがないとのこと。

 

翌日先生に確認したり

更衣室に行ってみましたが水着は見つからず

能天気な私は

誰かが間違えたのかなくらいにしか考えていませんでした。

 

 

何事もなく過ぎる日々

 

その後、我が校ではプールの授業がなくなり

新しく水着を買うことになって怒っていた母の怒りも収まり

水着のことは忘れ

高校2年生になりました。

 

2年生の時も、

その先生は私のクラスの体育の先生でした。

その頃は、

先生に廊下で会うと挨拶するのもちろん

ちょっとした話をすることが増えていました。

他の先生ともよく話をしていたので

特に気にも留めていませんでした。

 

高校2年生の夏

私はとある企画で

学校を代表して県外に行くことになりました。

 

それから帰ると

先生方にちょっとしたお土産を購入していた私は

先生の机をまわってお土産を配っていたのですが、

その体育教師は不在でした。

後日来るのが面倒だった私は

そのお土産の上に

自分の名刺を置いて帰りました。

 

後日、その名刺に書かれていたメールアドレスに

先生からメールが届きました。

内容は

お土産ありがとう

と非常にシンプルなものでした。

 

 

卒業の時

 

高校3年生になり

先生の授業はなくなりました。

それでも、廊下で会えば話しかけるくらい

私はひとりの先生として

その先生が好きでした。

 

 

いよいよ卒業となり、

私は

お世話になった先生ひとりひとりに手紙を書いていました。

その体育教師にも書いていました。

しかし、

先生は学校にいませんでした。

 

心の病で休職した

とのことでした。

 

まじめな先生のことです。

きっととても悩まれて

部活の生徒たちにも迷惑をかけて申し訳ないと思いながらも

休職という方法を選んだのでしょう。

 

私は、以前先生からメールをもらったことを思い出し

そのアドレスに

手紙を送りたいので住所を教えてください

と連絡しました。

 

その先生は快く住所を教えてくれました。

数日もすると

先生からお返事が届いていました。

 

先生らしい、温かい手紙でした。

 

メールで連絡すると

最初のうちは

先生と生徒として

今後の進路のことや

学校でのことなど

たわいもないやり取りをしていたのですが

 

雲行きが怪しくなってきたのは

先生から

心の病について話を聞いてしまってからのことでした。

 

 

急なメンヘラ化

 

先生からは

休職に至った経緯と

心の病を家族に理解してもらえない話を聞きました。

 

私も、心の病について

知っていることはほんのわずかだったので

生徒として

先生に元気になってほしいと伝えていました。

 

しかし、先生からは

服用している薬の写真が送られてきたり

今日も眠れなかった

など

どう返信したらよいのか

そしてなにより

教師として生徒に向けたものではないメールが届くようになっていました。

 

それでも、

大好きだった先生です。

18歳の私は、

何も深く考えることなく

先生のメールに当り障りにない返信をしました。

 

 

事件の真相

 

先生に元気になってほしいと思う一方で

どう接したらよいのかわからなくなってきました。

 

だんだん

これは関わらない方が良い気がする…

 

とメンヘラレーダーが働いたものの

 

大人だし大丈夫と思っていました。

 

そんな中、

先生からあるメールが届きます。

 

 

 

 

好きになってしまいました。

 

 

 

そして

 

 

 

あの時水着を盗んだのは私です。

 

 

 

と。

 

 

 

 

先生よ、

 

 

 

なぜ、

 

 

自白したのですか。

 

 

 

落とし物として処分されているだろうと思っていた

あの水着。

 

 

知らない方が

幸せなこともあると

学んだ18の冬。

 

 

先生よ、

 

あんたはヤバい奴だよ。

 

大人からの裏切り

 

私は

大人の男性に

教師に

自分が恋愛対象として見られることがあると

思いもしませんでした。

 

というか、その教師は

結婚してお子さんもいたので

 

もう、

 

はい、

 

アウト

 

です。

 

 

気味が悪かったので

そのまま放置しました。

 

 

その先生が復職したと聞いたのは

私が

もう上京して何年も経った頃でした。

 

 

その先生が

もとからそういう趣味があった人なのかはわかりません。

 

しかし、

あの時

何も言わずにフェードアウトし

何事もなかったかのように

先生がまた

授業をしているのかと思うと

あの時の私の行動は間違いだったのかと思ってしまいます。

 

私の行動も軽率でしたが、

当時の私は

信頼していた大人からの裏切り

とてもショックを受けました。

 

それ以降

大人を信じることが難しくなりました。

 

時折、

教師が生徒に手を出してしまった

暴力をふるった

未成年とトラブルを起こした

 

などのニュースを目にします。

 

 

教師は

生徒にとって

数少ない

家族以外の身近にいる大人です。

 

そんな教師たちが

起こしてしまうトラブルや事件が

生徒にとって 

どれだけ心に残ることなのか

考えてほしいと思います。